カブトムシケースのレイアウトをデザインしました。
ご縁があり、カブトムシのペアを頂きました。
せっかくなので、ちょっとおしゃれに飼育ケースのレイアウトをデザインしました。
デザインの基本は、白をベースにしようと考えました。
カブトムシは、こげ茶、土もこげ茶、木も茶色だと、全体的に暗いし、どこにいるか分からないし、というのが理由です。
テーマは、3つ。(素敵なレイアウト・消臭・コバエ対策)
テーマをもとに完成した飼育ケースのレイアウトがこちらになります。
用意したのは、以下の用品になります。
- クリーンケース
- カブちゃんマット
- ダニ除け ダニピタクリーン
- ヒノキチップ
- 流木(爬虫類用)
- 登り木
- 枝分かれ木
- 足場用
- 昆虫ゼリー
- 浅型ワイドゼリー皿
- ディフェンスシート
- 100円ショップで買ったデコレーションシート
- 観葉植物のポトス ライム
クリーンケース(Lサイズ) 三晃商会
コバエ対策も考え、気密性の高いクリーンハウスにしました。
サイズは、Lサイズ (375×220×280㎜ )なので、ペアのカブトムシ用のスペースとしては、十分だと思います。
ケース選び方のポイントは、ずばり、脱走とコバエ対策になります。
クリーンケースは、天蓋が しっかりとした作りのサイドロックで、カブトムシの脱走を防ぎます。
また、通気口が小さくコバエの侵入を防ぎます。同時に、気密性も高いのでマットも乾燥も防げます。
ちなみに、臭いもほぼ漏れません。
中の様子も確認しやすく、結構、良いです。
カブトムシの飼育には独特の臭いがつきものになります。漏れないのならば、 他の招かれざる害虫も寄ってこないので、それに越したことはないでしょう。
カブちゃんマット10L カブトムシ用幼虫マット
楽天市場
カブトムシ専用マット・カブちゃんマット 10L(カブトムシ産卵・幼虫用マット)【売れ筋】
この商品を選択した最大の理由は、ハウスの中で発酵しているため、コバエの発生が極めて少ないことです。
千葉の九十九里ファームさんで作られているクヌギ・コナラの広葉樹100%の完熟マットになります。
実際に、今回注文したマットには、コバエの発生はありませんでした。(コバエの卵がないということになります。)
臭いが気になるという方もいるようですが、バケツなどに移して、2~3日、陰干ししておけば問題ないでしょう。
すぐに、ダニピタクリーンを混ぜておくと良いでしょう。
産卵時のマットとしても幼虫のエサとしても使えるので、ケースの中に15㎝ほど敷き詰めました。
* 潜ってぐちゃぐちゃにしてしまいますが、ケース底5㎝ほどは、マットを固くしておくとメスが産卵しやすくなります。
ダニピタクリーン 株式会社フジコン
防ダニ・消臭剤で、マットに混ぜて使います。
原材料は、ゼオライトになり、一袋で、マット12リットル分に使用できる量が入っています。
成虫・幼虫とも無害なので、ぜひ混ぜましょう。
ダニは、一度繁殖してしまったら、マットを交換するしかありませんので、先に混ぜておくと良いでしょう。
ヒノキチップ
チップは、おしっこ対策・防ダニ・消臭対策用です。マットの上に撒いておいて、定期的に交換します。
但し、潜るので、マット上部はヒノキチップとマットが混ざり合います。掃除のときは、割りばしも使用して取り除いています。多少手間がかかりますが、消臭効果もあり良いです。
ヒノキは針葉樹になりますので、幼虫は食べられません。ここは、注意が必要になります。
全てのヒノキチップは取り除けませんが、 おしっこでマットは汚れますし、臭いも出ますので、 衛生的にも管理は楽になります。
使用した幼虫マットで、問題なく産卵しました。
飼育当時、使用していたふわふわヒノキチップは販売が終了していますので、似ている商品を2つ程紹介しています。
(2021年3月5日に、記事内容を一部修正・追記しました。)
流木・登り木・枝分かれ木
転倒防止用も兼ねて、木を数本購入しました。
流木は、水槽レイアウト用になります。流木に関しては、デザイン重視での購入になります。
(2021年3月5日に、記事内容を一部修正・追記しました。)
登り木は、100ショップで買いました。昆虫ゼリーをセットできる穴が開いていますが、エサ台として使わず、立木として使用しています。
枝分かれ木もデザイン重視になりますが、立てています。
夜は、結構登り降りしていますので、観ていて飽きないです。
足場木 Leaf Corp
転倒防止用で、天然のパパイヤの幹(国産)を入れてみました。
選んだ理由は、比較的白いからになります。
軟らかいので、おしっこを吸収もしてくれます。
汚れたら、洗って乾かせば、何度も使用できますが、定期的に交換すると良いでしょう。
昆虫ゼリー KBファーム
ワイドタイプの18gのプロゼリーになります。超高タンパク昆虫ゼリーで食べつきは申し分ないです。
昆虫ゼリーは様々出ていますので、お好みのもので良いと思いますが、形は、浅型でワイドタイプのほうが、カブトムシには食べやすく、無駄もないと思います。
食べきらせるために、ゼリーを縦半分に割ってあげている方もいるようですし、手間を考えると、浅型ワイドをおすすめします。
浅型ワイドゼリー皿 三晃商会
何度も洗って使える便利な餌置きになります。 18gのワイドゼリーも置けて、とても重宝しています。
連結出来るものポイントになります。
木のエサ台と比べると、汚れて洗った後の乾燥待ちがないので、とても楽になります。
ディフェンスシート ミタニ
コバエ対策用のシートになります。
飼育ケースは、クリーンケースを使っているので、基本必要ないのですが、余ったマットや足場木の保管に使っている保管用の小さな飼育ケースに使っています。
上手に飼育できる消臭バイオ水分補給スプレー マルカン
飼育ケースの掃除用としても、マットの乾燥防止用としても使用できるバイオスプレーになります。
飼育ケースを拭くのに、使い勝手はとても良いです。少し、甘い香りがします。
マットやのぼり木にもスプレーして使います。
その他のこだわりポイント
光が漏れないように、 土の部分をデコレーションシートで覆いました。
理由は、出来るだけストレスを与えないための配慮と、飼育ケースの見た目との両方になります。
背面は、白木模様のシートで全体を覆いました。白い背景に、黒いカブトムシはよく映えます。
こちらは、見た目重視です。特に、メスは 細いポトスにも 登ろうとするので、かなりダメージは受けます。
ついでに、余っていた観葉植物も入れてみました。
鉢の下や周りが、幼虫の隠れ家になればと思っています。
レイアウトに手を掛ければ、カブトムシもより可愛くなります。
カブトムシは、数か月の命です。飼育ケースをおしゃれにレイアウトすれば、より愛着も出てきて、ケース内の掃除にも手を掛けるようになります。
ぜひ、こだわってみてください。
以上は、カブトムシの飼育ケースのおしゃれレイアウトでした。