THE THORに本当に必要なプラグインは何でしょうか?
THE THOR(ザ・トール)は、とても良く完成されたWordPressのテーマになります。
基本あれこれプラグインしなくても初期の段階で必要なプラグインが標準搭載されていますので、機能的には問題ありません。
最適なプラングインが標準で搭載されているのは、筆者のような初心者にはありがたいことです。
これはとても重要な事です。
実際、SEO対策と言われても、言葉の意味は分かりますが、実感がつかめなくて何をどの順番で対応していけば良いのか分からないのが、本当のところになります。
そもそも、どのプラグインをいれるべきか良いか迷わない。
プラグインを入れて、カスタマイズする必要がない。
基本、SEO対策のプラグインは要らない。
問い合わせメールソフト用のプラグインが要らない。
沢山のプラグインを入れて、サイト自体が重くなる心配がいらない。
THE THORを使用すると、上記のようなメリットがあります。
特に、THE THORは、テーマ自体がSEO対策されているので、余計なプラグインをあれこれ入れてSEO対策する必要がないのは、非常にありがたいです。
初心者目線だから判る。 最低限必要なプラグインはこれ。
これだけ入れておけば、大丈夫! 最低限入れておけば良いプラグインをご紹介します。
必須
- Backwpup
- Google XML sitemaps
- WP Multibyte Patch
- Akismet Anti-Spam
- Ewwww imegeopitimizer
おすすめ
- Edit Author slung
- Duplicate Post
順を追って、解説していきます。
必須プラグイン
- BackWPup
WordPress のバックアッププラグインになります。設定をしておくと、決まった日時や時刻に自動でバックアップを取ってくれます。
不足に事態が起きた時に、必ず役に立つプラグインです。
WordPressを利用するにおいて、バックアップは必須になります。
特に、初心者のサイト立ち上げ時は、忘れがちな作業になりますので、すぐに実装することをおすすめします。
まずは、ここからスタートしましょう。
- Google XMLSitemaps
このプラグインは記事を更新・公開する度に自動でサイトマップを作成し、クローラーに送信してくれる便利ツールです。
クローラーとは、Googleのロボット型検索エンジンがデータを収集するプログラムになり、Google search consoleより送信します。
立ち上げてすぐのサイトやブログ、新しく作成した記事を公開してもGoogleに送信しないと、長期間、検索結果に反映しないことがあります。
サイトを検索インデックスに早く認識してもらうため、インデックス登録が必要になります。このプラグインを使い、sitemap.xml を作成して、Google search consoleから送信する作業は必須になります。
- WP Multibyte Patch(デフォルト)
WordPressはアメリカで開発されています。シングルバイトの英語と全角のひらがなやカタカナを用いるマルチバイトの日本語で作成したサイト内の文字化けなどの不具合を修正するプラグインです。
日本語版のWordPressをインストールするとデフォルトで入っています。
必ず有効化しておきましょう。
実は、筆者もこの記事の直前に有効化しました。初心者ゆえかまだこのプラグインの必要性を理解しきれていませんでした。
- Akismet Anti-Spam (デフォルト)
「スパムコメント」対策用のプラグインになります。
コメント機能があるとサイトでは、閲覧数が増えれば、毎日スパムコメント(迷惑メールのようなもの)が入ってきます。アクセスが増えてくると、手動では対応しきれません。
このプラグインは、自動でスパムコメントを振り分けてくれるので、無駄な時間を削減することができます。
WordPressをインストールするとデフォルトで入っています。
初期設定時、有料での利用を促す画面が出てきますが、無料で利用できます。設定には、APIキーを取得する必要で、多少設定しづらいと感じるでしょう。
WordPressでコメントの機能を使うなら有効化しておきましょう。
- EWWWImage Optimizer
WordPress 内の画像のファイルサイズを縮小するプラグインになります。
画像を使って、視覚的に説明したほうが分かりやすいので、ある程度の画像は必要になります。
しかし、沢山の画像はサイトの重さに直結しますので、インストールしておきたいプラグインになります。
THE THOR自体は、とても表示速度のサイトになりますが、より良くという意味で有効化しています。
Googleの検索順位において表示速度は重要なSEO対策になります。
筆者は、実際に比べたことはないので、どの程度のスピードの差が出るかまでは把握していませんが、多くの方がすすめているプラグインになります。
デフォルトとは、WordPressをインストールすると、初期設定の段階で装備されているプラグインになります。
おすすめプラグイン
- Edit Author Slug
WordPressの管理画面・ログイン画面を保護するための無料プラグインになります。
WordPressの初期設定では、ログインする際の「ユーザー名」が一般公開された状態になっています。
ユーザー名を保護して、第三者からの不正アクセスを防止しましょう。
設定は難しいものではないので、 忘れずに変更しておきましょう。
WordPressのインストール完了後、すぐにこのプラグインを入れておく事をおすすめします。
- Duplicate Post
投稿ページを複製できるプラグインになります。
一定の題材を何度も記事にする場合はとても便利です。ひな型を作って下書きとして保存しておくと良いでしょう。
WordPressの投稿一覧画面では、 原文ページなのか複製なのかが多少分かりづらいので 、記事タイトルを少し変更して管理しておく必要があります。
比較する内容の記事などはひな型があると、全文作る手間が省け、作業効率は上がります。
*複製ページの必要性を感じない方は、インストールの必要はありません。
相性の良くないプラグイン一覧
以下は、THE THORのユーザーマニュアルを参照して解説しています。
THE THORでは、WordPressのダッシュボード画面より、ユーザーマニュアルを閲覧できます。
マニュアルには、相性の悪いプラグイン一覧という項目があります。
- キャッシュ系全般
- SEO系プラグイン全般
キャッシュ系とは、高速表示化のことです。
『ザ・トールの機能であるPWAには強力なキャッシュ機能が備わっています。キャッシュ系プラグインを導入している状態でPWA機能を有効にすると干渉を起こす可能性があります。 』と書かれています。(THE THORマニュアルより抜粋)
SEO対策についてのプラグインについても、標準装備されていると書いてあります。
『 テーマ自体にSEO機能が標準装備されているため、SEO系プラグインなしでも十分なSEO対策が可能です。SEOプラグインを導入してしまうと、トールのSEO機能とバッティングする恐れがあります。 』(THE THORマニュアルより抜粋)
相性のよくないプラグイン一覧も掲載されています。
『下記一覧のプラグインを入れると必ずしも不具合が起こるというわけではありません。プラグインの設定とテーマの設定によっても異なります。』(THE THORマニュアルより抜粋)
1.TinyMCE Advanced
2.Jetpack
3.SiteGuard WP Plugin(一部ブラウザで画像の一部が表示されない事例あり)
それぞれのプラグインの説明は割愛しますが、インストールを希望する場合は、よく確認してから実装することをおすすめします。
経験上、注意が必要なプラグイン
- WP Maintenance Mode
こちらのプラグインは、サイトのメンテナンス中など一時的に閲覧出来ない場合に、トップページに「メンテナンス中」の文言の入った画面が表示されるプラングインになります。
使い方をきちんとは把握出来れば、便利なプラグインなのかもしれませんが、筆者は、新規サイトを製作中にこのプラグインを有効化していました。
サイトが完成した時点で、Googleにインデックス登録をすると、「インデックス登録リクエストに失敗しました。」の表示が出てしまいました。
メンテナンス画面をトップページの内容だと認識してしまったようで、インデックス登録が出来ませんでした。
不備があってのエラーでないので、しばらく時間が経てば、検索インデックスに反映されました。
特に、サイト立ち上げ時にインストールする場合は、設定など注意が必要です。
その他、注意点
・WordPressに沢山のプラグインをインストールして使用すると、サイトが重くなります。
・また、同系のプラグインを複数インストールして有効化すると、互い干渉しあう可能性が出てくるので、極力避けましょう。
・使用していないプラグインは削除しましょう。
まとめ
あれこれ選択して、必要なプラグインをカスタマイズする面白さもあるとは思いますが、必要なものが標準装備されている簡単さと安心さは、やはりTHE THORの大きなメリットになるでしょう。
必要最低限なプラグインだけ実装して、シンプルで軽いサイトを目指しましょう。
THE THOR(ザ・トール)のサイトに移動します。
以上が、THE THORの必要プラグインについてでした。